目次
むくみダイアリーとは?
むくみケアラボ 校長
サン・ティトルアカデミー 代表取締役 校長
美容スペシャリストの猪越が、むくみをテーマに本メディアを立ち上げたなかで、自身の生活を振り返るとともに、そのときの天候や生活行動によって、どのようにむくみを対策しているのかを記録したものです。
毎週更新のコンテンツとなっておりますので、是非ご参考になさってください。
8/10(月)晴れ 36℃/26℃ 湿度77%
定期的な鍼治療に行ってきました。最近特に首のこりに違和感を感じており、先生に伝えたところ、「もともと内臓が下垂気味ですが、更に冷えがありますね。首の痛みはこれが原因かもしれません。」と。「え?内臓の冷えが首コリ?」と、今日も新しい発見。
内臓の位置が下がっていることで、
・内蔵空間が狭くなり、圧迫されることで、血行不良に
・下に引っ張られることで、その上部にある様々な臓器が下に引っ張られ、首コリの原因になるのだそうです。ここ最近の猛暑日続き、たしかに家の中の温度設定は除湿設定とはいえ、かなりひんやりに設定していた。
靴下は必ず履くようにはしていたが、体を温めるような食事は意識していなかった。浮腫まないような生活スタイルの心がけばかりで、温めるという意識が薄れていたことを反省。最近、暑さのせいで白湯を飲む回数が減っていたのも事実。明日からは日中の水分補給も可能な限り白湯にしよう!
8/11(火)晴れ 37℃/27℃ 湿度79%
入店先のエステサロンのスタッフからの質問。
「最近足先のしびれとだるさが気になるんです。なぜだと思いますか?」私もそうですが、自分の体のことが一番わからなくなる時がある。知識も解決策もあるので、普段から気を配っているのですが、時々このようなに対応策に迷う時がある。ちょうど昨日の鍼治療で言われたことを思い出し伝えたところ、「なるべく水分補給は常温で摂取しているし、冷たいものを食べすぎているわけではないんです。」と。ここは、朝起きてからのルーティンを細かくヒアリング。
ここが大切で、日常の流れをふんわり考えるのではなく、可能な限り起きてから寝るまでの間、“何を?”“どのタイミングで?”“どれ位?”を細かく思い出してみる。ありました、原因が。
彼女はいつも目覚めに白湯を飲んでいるそうなのですが、最近の猛暑のせいで目覚めの白湯が冷たい水に変わっていたそう。たったこれだけでも身体は正直に反応する。特に身体の末端に現れやすい。
小さな習慣の積み重ねが体調に直結することを、改めて認識し、「お互い気をつけようね」と気を引き締めた1日でした。
8/12(水)晴れ 36℃/27℃ 湿度76%
体軸レッスン(関節の可動域を骨の動く方向を意識して体幹を整える新しい身体へのアプローチ方法)を習ってから約2週間。その際教わった新しい形のスクワットを真面目に毎日行ってきた。
初日からお尻の付け根から太もも裏への筋肉痛があり、最近ようやく痛みを感じなくなってきた。
毎朝の日課のストレッチを行っていた際、ふと身体が柔らかくなったことに気付く。
前屈しても、なんの痛みもなく手が床につくのだ!2月に合氣道を始めてから、身体の柔軟性が一向に改善せず、半ば心が折れそうになったことも何度もあった。
まだまだ柔らかい人に比べればガラクタのような柔軟性ですが、それでも嬉しい。
コンディショニングトレーナーに長年言われ続けていた、「筋肉は使わなすぎても固くなるので、伸ばすだけでなくある程度負荷をかけることも柔軟性を高めるのに大切」という言葉の意味を改めて痛感しました。少し前進すると努力も楽しくなる。
毎日の積み重ねを続け、更に筋肉量を高め浮腫みにくいカラダづくりに励もう!
8/13(木)晴れ/雨 37℃/26℃ 湿度76%
昨日からずっと在宅でPC作業だったせいか?もしくはへんな寝方をしてしまったせいなのか?突然の腰痛発生。
ヘルニアのときのような足の痺れや臀部の激痛ではなく、ただの腰痛。ヘルニア時の痛みに比べれば全然軽症だが悪化させることだけは避けたいので、ストレッチポールやいつものルーティンの体操などで必死にメンテナンス。
しかし、一向に改善が見られない。
ずっとエアコンの効いた狭い室内にいるせいで、身体が冷えているせいかもしれないと、熱中症に気をつけながら炎天下を30分ほど歩いてみた。
歩き初めは腰が上手く伸びず、少しの振動でも腰にひびき辛い。しかし、室内をウロウロする程度の歩行や狭い空間での運動よりは遥かに全身の筋肉が使われていることを感じる。
毎日かなりメンテナンスをしているつもりだが、やはり歩くという全身運動は大切だと実感。大量に汗をかきながら帰宅後は、少し腰が軽くなっていた。
8/14(金)晴れ 35℃/24℃ 湿度62%
今日は蔵前に行く用があり、暑かったが風もあり散歩に丁度いいと感じ、用が済んだ後浅草まで足を伸ばしてみた。
湿度は高く、歩いているうちに足に浮腫みを感じどこかで休もうとウロウロしていた際、草履屋さんが目に止まった。
足がつかれていたためか、吸い込まれるように中へ入る。何気なく目に止まった雪駄が気になり試しに履かせてもらうと、なんともまあ気持ちがいい。靴の中で窮屈だった指が開放され、足裏に接する木の感覚も最高。
思わず即買いし、その場で履き替え。その後も1時間ほど歩いたが、浮腫むどころか足がとにかく心地よい。やはり、趾を開放すると足の血流が改善され浮腫みも解消。
外出に雪駄を履く機会が増えそうだ!
8/15(土)晴れ 37℃/26℃ 湿度70%
今日は友人に紹介してもらった整体に初めて行ってきました。柔道整復師の資格を持ち、鍼やお灸など症状に合わせて施術してくださる治療院です。
やはり、技術者の先生との会話は心から楽しい。技術を追求している方ならではのニッチな会話が私には何より癒しになります。私の最近の疑問、“筋膜リリースの特徴”に関して、丁寧にわかりやすく教えて下さいました。
先生の施術範囲外ですが、メソッドの効果と特徴を教わりながら、それぞれの技法の特徴や改善可能な範囲など、プロならではの視点で楽しく教えていただきました。人の体は複雑に疲れをためています。
何を、どんな技術で改善しながらメンテナンスをするか?その見極めをできるかどうかで、日々の心地良さは変わってくると痛感しました。今日は独り言のような日記になってしまいました。
8/16(日)晴れ 36℃/28℃ 湿度61%
今週はお盆休みで合氣道のお稽古がなかったので、自宅で徹底的に自主練。
月末の昇級審査が近いため、一つ一つの動きを確認しながら苦手な部分をしつこく練習。気付くと汗びっしょりに。練習後、速攻冷水シャワーを浴び、BCAAを氷でキンキンに作り一気飲み。
その後も、たまたま買ってあったかき氷のアイスを食べた。めったにアイスなど食べないが、先日猛暑の中の買い物中に目が食べたくなって買ったものだった。冷たいものを連続で摂取してしまったせいで、午後お腹を壊してしまった。冷えを通り越し、げっそり。
ただ、お腹を壊したということはお腹の中はほぼ空っぽ状態。考え方に間違いはあるが、老廃物が浮腫みを引き起こすことを違った視点から実感。
浮腫みは感じないものの、体中しぼむようにげっそり…このような浮腫み対策はあまり誘発しないように気をつけなければ。
落ち着いてからは白湯でひたすら水分補給をしました。
むくみケアラボ 校長
サン・ティトル ビューティーアカデミー校長
サン・ティトル株式会社代表取締役 Chief Beauty Officer ビューティースペシャリスト
一般社団法人日本エステティック協会 正会員
日本コンディショニング協会 コンディショニングインストラクター
猪越理恵のご紹介
トータル25年間エステ業界に携わっており、製品知識・独自のトリートメントメソッドのコーチングキャリアが17年以上ある、美容のスペシャリスト。美容スクールの校長を歴任し、カリキュラム作成から座学・実技双方の教鞭を自らとり、これまで講演・講義を含めて5,000人以上の人材育成に従事。
法人への教育プログラムの提供や美容新規事業のコンサルティング・実務指導、サロン開発支援、マーケティング支援なども積極的に行なっており、支援した法人・美容事業の業績向上はもとより、指導者・コンサルトとしての信頼も厚い。
テレビ東京系列「なないろ日和!」にて「美容番長」「スキンケアの達人」として出演中(不定期)。歯に衣着せぬ率直な美容アドバイスが視聴者や出演者の方々に好評。
むくみケアラボについて
むくみケアラボとは、人間がだれしももつ身体のメカニズムである「浮腫み・むくみ」について、美容指導歴17年の美容プロフェッショナル猪越とともに研究し、その予防や対策・ケアを美容生理的見地から学ぶメディアです。
これまでの猪越の知見を是非ご覧頂き、あしたの貴方のむくみケアと美容にお役立てください。