目次
むくみダイアリーとは?
むくみケアラボ 校長
サン・ティトルアカデミー 代表取締役 校長
美容スペシャリストの猪越が、むくみをテーマに本メディアを立ち上げたなかで、自身の生活を振り返るとともに、そのときの天候や生活行動によって、どのようにむくみを対策しているのかを記録したものです。
毎週更新のコンテンツとなっておりますので、是非ご参考になさってください。
7/27(月)曇り/雨 31℃/23℃ 湿度77%
週に一度の技術指導の仕事。今日もフェイシャルでオイルトリートメントをひたすら練習。
仕上げ段階のため、細かく修正しながら2時間顔をマッサージされると相当つらい‥
鼻筋や目周りの繊細な動きは難しく、アプローチすべきポイントが小さく複雑な形なので苦戦しながらも何度も練習。
終わる頃には目にオイルが結構な量が入ってしまい、開きにくい&かすむ&腫れる…
目にオイルが入ってしまうと視界が濁ったり浮腫みを引き起こす特徴があるため、毎回この結末は避けられない。
帰宅後、アイボンで何度も目を洗う。いっそ取り外して洗いたいぐらい。これをしておけば、明日多少はマシだが、それでも浮腫むんだろうな…と、気分が憂鬱です。
7/28(火)曇り/雨 31℃/23℃ 湿度81%
今日も定期的なボディコンディショニングの日。通ってから9年目になっても未だに新しい情報に直面することがある。最近PCの時間が多かったため、右肩の関節唇の痛みが悪化していて、腕を動かすたびに痛みが伴っていた。周りの筋肉の癒着を解したり、ストレッチなどでセルフメンテナンスは行っていたが、あまり効果がなくトレーナーに相談したところ、「腋窩リンパがつまりすぎているのかな?」ということで、脇の下を丁寧に刺激。脇の下が裂けるのではないかというほど痛みが伴ったが、終わった後は信じられないほど軽くスッキリした。盲点だった。不調の部位の一番近くの大きなリンパ節、ここを刺激するということがセルフメンテナンスで抜けていた。確かにふくらはぎの浮腫みが酷いときなど膝下リンパ節(膝裏)をしっかり解して流してあげること浮腫みを改善していたが、肩の痛みと腋窩リンパの関連は抜けていた。やはり、微小循環と体調の良し悪しは切り離せないことを改めて学習。浮腫みに対してのみでなく、筋肉の張りや硬直による体の痛みにもリンパ節アプローチはとても大切だ。
7/29(水)曇り25℃/21℃ 湿度77%
昨日、コンディショニングで整えたばかりなのに、よほど首から肩にかけて筋肉が固まっていたのか、一晩でまた違和感が。今日は徹底的に体をいたわる姿勢で仕事をすることに。
長時間のPC作業は肩の違和感から腕をかばおうとしすぎるので、その余波が首や腰に来るかもしれない。ということで、完全防備で仕事に励む。
①首枕
⇒人から見ればムチ打ちのように見えるが、首が前に傾きすぎることでストレートネックを引き起こし、首肩の痛みが出るのを防ぐために装着。強制的に首が固定されるので、自然と姿勢が整う。
②椅子にストレッチポール
⇒骨盤がずっと同じ姿勢でいることで、股関節が固まり太もも裏やお尻の筋肉が固くなることで、腰痛や浮腫みを引き起こす。それを予防するために必要なことはポールの上に座り、ゆらゆらしながら作業。
(同じものがなくても全てバスタオルで代用可能。椅子にバスタオルを丸めてその上に座ればOK)
ちょっとした工夫で不調を未然に防ぎ、方の痛みの悪化予防、ましてや過去の忌々しいヘルニアはなんとしても再発させない。
7/30(木)曇り27℃/20℃ 湿度80%
今朝は妙に早く目が覚めてしまい、そのまま眠れなくなってしまったので、急に気が向いて“氣の呼吸法”を実践。これは合氣道で習う呼吸法です。合氣道の教えの中で呼吸の重要性を習います。呼吸は心の表れと教えられ、“荒い呼吸”は心の状態が荒く、怒っているときは呼吸が“荒く浅くなる”と教わります。そんなことを思い出しながら、静かな深い呼吸を何度も繰り返すのですが、なかなか難しく上手く出来なのです。吐く息が短かったり、吸う時に肩が上がってしまい上ずってしまったり…何度も繰り返し練習するうちに、気づけば1時間も立っていました。無中で呼吸の練習を繰り返すことで、普段の何気ない呼吸の生活よりも多くの酸素が身体に取りこまれ、体内の二酸化炭素もいつも以上に吐き出されたような感覚。寝起きの浮腫みの現象の一つ、手の指先のパンパンの腫れも解消されていた。
いつも美容やメンテナンスで浮腫のケアが日常的になっていたが、“呼吸法”もかなり浮腫み解消に効果的なのでは?という発見がありました。
まだ、寝起き毎日は難しいかもしれないが、できる日は挑戦してみようと思います。
7/31(金)曇り30℃/24℃ 湿度77%
今日、また新たな学びに出会ってしまった。
“体軸コンディショニング”
関節の可動域を骨の動く方向を意識して体幹を整える新しい身体へのアプローチ。
面白い!!!
今までも職業柄筋肉の勉強は長年続けており、コンディショニング(普段使いすぎている筋肉をリセットし、使えていない筋肉をピンポイントに鍛えて体を整える手法)も9年間続けてきた。これはこれで役に立っているが、視点を変えた身体の整え方は目からウロコの発見だらけで本当に面白かった。
なぜそのレッスンを受けようと思ったか。
- いくら頑張ってストレッチしてもなかなか身体が柔らかくならない
- 合氣道(特に受け身)が上手くなりたい
この理由からです。
骨の可動の方向を意識することで、今まで全く意識の行かなかった筋肉の動きが意識できるようになる。なぜ、受け身がうまくならないのか、理由も明らかになった。
“筋肉+骨の可動域”これを日常意識できれば、更に浮腫対処の幅が広がるはず。
少し継続してレッスンを受けることに決めた。
8/1(土)晴れ32℃/22℃ 湿度54%
いよいよ梅雨明け!!!
気温は高いが、湿度が低くなったため浮腫みをあまり感じず、快適に過ごせる。
今日は夕方から合氣道。昨日の体軸レッスンで習ったことを活かせるように、午前中は家で自主トレ。
16時からのお稽古で、気温はまだ高い環境下、道場はエアコンや扇風機を付けていても窓は全開、入口のドアも開けっ放しだと、流石に暑い。ですが、湿度の高かった先週よりも汗もベタつきがなく、サラサラしているように感じる。そして、昨日習った身体の使い方を意識することで、先週できなかった動きが少しスムーズにできるようになっていた。
すごく嬉しい!できることが少しずつ増えてくるとお稽古も少し楽しめる。
必要のない筋肉の負荷を減らし、使うべき筋肉に意識が届くようになれば、ボディラインの変な出っ張りや歪みも減り、真っ直ぐなきれいなラインも手に入る。合氣道の上達と美容がこんなふうに結びつくとは想定外だった。
8/2(日)晴れ32℃/22℃ 湿度62%
昨日、合氣道が少し上達したことが嬉しすぎて一人お祝いで飲みすぎた。
案の定、最近の中でダントツと言えるぐらい顔がパンパンで自分史上最高レベルのブサイク…
目覚めてからユーグレナを2本(いつもは1本)と高速デトックスから開始。その後もとにかく白湯と水の繰り返し。顔には炭酸パックで浮腫み対策。
14時頃からようやく人の顔に近づいた感じ。
その後、月初めの近所の神社参り。カラッとした暑さで、散歩していても気持ちがいい。
近くを遊ぶ子供に何故か水鉄砲をかけられたが、それもまた楽しく感じてしまう。
湿度と私の機嫌の関係性は密着なのか?と、自分でも不思議に感じる。
すっかり体調が戻り、早めにお風呂へ行き徹底的にリセットしてみた。いつもより長い時間浸かり、人の少ない露天風呂ではこっそり泳いでみたり。水圧がかかる中で動くことも浮腫み解消には効果絶大。帰宅後はどこにも浮腫みが残っていない。やはり、リセット術を知っていると便利だが、そもそもここまで浮腫ませることは控えようと改めて反省した1日でした。
むくみケアラボ 校長
サン・ティトル ビューティーアカデミー校長
サン・ティトル株式会社代表取締役 Chief Beauty Officer ビューティースペシャリスト
一般社団法人日本エステティック協会 正会員
日本コンディショニング協会 コンディショニングインストラクター
猪越理恵のご紹介
トータル25年間エステ業界に携わっており、製品知識・独自のトリートメントメソッドのコーチングキャリアが17年以上ある、美容のスペシャリスト。美容スクールの校長を歴任し、カリキュラム作成から座学・実技双方の教鞭を自らとり、これまで講演・講義を含めて5,000人以上の人材育成に従事。
法人への教育プログラムの提供や美容新規事業のコンサルティング・実務指導、サロン開発支援、マーケティング支援なども積極的に行なっており、支援した法人・美容事業の業績向上はもとより、指導者・コンサルトとしての信頼も厚い。
テレビ東京系列「なないろ日和!」にて「美容番長」「スキンケアの達人」として出演中(不定期)。歯に衣着せぬ率直な美容アドバイスが視聴者や出演者の方々に好評。
むくみケアラボについて
むくみケアラボとは、人間がだれしももつ身体のメカニズムである「浮腫み・むくみ」について、美容指導歴17年の美容プロフェッショナル猪越とともに研究し、その予防や対策・ケアを美容生理的見地から学ぶメディアです。
これまでの猪越の知見を是非ご覧頂き、あしたの貴方のむくみケアと美容にお役立てください。