目次
むくみダイアリーとは?
むくみケアラボ 校長
サン・ティトルアカデミー 代表取締役 校長
美容スペシャリストの猪越が、むくみをテーマに本メディアを立ち上げたなかで、自身の生活を振り返るとともに、そのときの天候や生活行動によって、どのようにむくみを対策しているのかを記録したものです。
毎週更新のコンテンツとなっておりますので、是非ご参考になさってください。
6/22(月)雨 21℃/18℃ 湿度82%
“白湯”はやっぱり凄い!ことを実感した1日でした。
そもそも、“白湯”の美容効果(内臓機能UP・血流促進・デトックスなど)はいろんなところで目にしており知識はありましたが、あまり好きではなく今までそんなに実践していませんでした。また、私の場合更年期真っ只中ということもあり、なんでも良いからとにかく冷たいものを口にしたい時期なので、余計に白湯を摂取する機会はなかったのです。
先週から肋軟骨損傷(もしくは肋間神経痛)になってしまい、朝の痛みが一番つらい。
睡眠中に筋肉が固くなるせいもありますが、今朝の寒さのせいでいつもよりも痛みが酷かった。温めたら少し楽になるかも?という思いで、なんとなく目覚めに白湯を飲んだ。
あれ?便通が良い、浮腫み解消までに時間がいつもより短い。痛みも少し和らいだような。
反省しました。やはり、“白湯”の効果はすごいです。
気持ちを改め、少し継続してみようと思いました。
6/23(火)晴れ 28℃/18℃ 湿度72%
今日は歩くフォームを真剣に練習してみた。先週、正しい立ち姿を日記に記したが、同じ理論で歩くフォームも大切です。足裏全体で地面を感じ、足の指全部を使って歩く。
合氣道の先生に教わりましたが、「昔の人は草履や下駄で生活していたため、必然的に足の指を意識しないと履物が脱げてしまいますが、現代人は靴を履く生活のため指まで意識しなくても歩けるので、指の感覚が鈍ってしまう」のだそうです。
また、足全体の筋肉の使い方もうまく使えていないのが現実。私もそうですが、多くの方が足を前に踏み出すばかりで、きちんと後ろに蹴っていないのではないでしょうか?後ろにしっかりと蹴って体の重心を前に移動させながら脚を前に踏み出す。しかし、前に踏み出すだけの歩き方では足裏全体と足の指全部使えていないどころか、足の背面の筋肉を殆ど使っていないことになるので、膝が微妙に曲がり、ヒップまで垂れる原因にもなってしまう。
今日、色々練習してみて大変簡単な方法で正しく歩けることを発見!
“大きな歩幅で歩く”ことです。いつもより歩幅を大きく歩こうとすると、どうしてもつま先で地面を蹴り出す必要があり、自然と足裏全体を使うことになる。しかも、太ももの裏側やふくらはぎもしっかりと使えているんです!
正しく筋肉を使うことができれば浮腫み解消にも効果的。
明日から広い歩幅で生活しようと決めました!
6/24(水)晴れ 27℃/20℃ 湿度75%
白湯3日目、やはり1日のスタートのカラダが軽い。もっと早く実行していればよかった。今日は3週間ぶりの白髪染め。いつもは放置時間に激甘のドロドロコーヒーを飲んでいましたが、今回は白湯にしてみました。放置時間中の浮腫みがいつもより気にならなかったような。
そして、帰りは美容院(銀座)から徒歩で帰宅。
昨日の日記に書いたように、大股歩きを実践。
やはり、効果絶大と感じました。
後ろに蹴る時はハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)を意識しながら、一歩ずつお尻の筋肉も引き締めるイメージで歩く。家につく頃には少し筋肉痛を感じるぐらい効いている。
因みに、私は体がたいへん固く、前屈しても指が床につかない現状。
筋肉は使わなさすぎても固くなる性質があるので、柔軟性UPの効果も期待できるはず。
白湯と大股歩きをしばらく続けて浮腫み防止効果+足の筋力&柔軟性UPを目指していこうと思います。
6/25(木)曇り 24℃/18℃ 湿度75%
今日は新人セラピストのボディトリートメントの練習モデル。
約3時間うつ伏せ…
でも、必死に練習に励むセラピストの上達したい気持ちには敵わない。一生懸命練習に励んでいるので、こちらも可能な限りうつ伏せの状態で手の動きや指の使い方、体の使い方を指導。
いつものことだが、必ず途中で背中がつり、最後には動けなくなる。今日のような寒い日は特に体がつりやすい。練習するセラピストの手にも力が入ってしまうため、コリをほぐすというよりは力いっぱい体の奥深くに押し込んでしまい、練習が終わる頃には私の体中が悲鳴を上げる。そして顔は風船のように浮腫んで声も出ない。
職業上、このような日は頻繁に訪れるので、必然的に解消方法も身についてしまう。
こんな日は、
・お風呂で熱めのお湯⇔冷水をいつもより多めに繰り返すことで強制的に血行促進
・最後は念入りにアイシング
・顔の浮腫み改善にいつもより強めに頭の筋肉ほぐし(頭皮ではなく筋肉を意識)
・首からデコルテ、脇の下までを念入りにマッサージ(特に脇の下を念入りに)
・大量の水分補給(今は白湯にハマっているので白湯で補給)
これらをきっちり行えば、翌日までにはリセット可能に。
もし、これを読んでいる方でマッサージなどに行った時、失敗されて揉み返しなどが起きたら真似してみて欲しい。揉み返しは筋肉の損傷によるものなので、早めのケアで回復はできるから。
6/26(金)晴れ 31℃/19℃ 湿度64%
今日は暑い…
私はいつも寝る前に摂取しているサプリメントがあります。“クエン酸カリウム”です。
カリウムは余分な水分の排出目的、クエン酸は疲労回復目的。クエン酸とカリウムが一体型になっているので複数飲む必要がなく大変便利で、筋肉痛予防と浮腫み予防のために毎日飲んでいます。気がつくと残り僅かになっていたので、早速オーダーしようとしたところ、なんと在庫切れ…仕方なく「他のグルコン酸配合でもいいか」と検索してもこちらも在庫切れ。
どうしたものか?そんなにメジャーなサプリでもないし、今まで在庫切れの表示も見たことがない製品だったのに…もしや、今年の猛暑のせいなのか?浮腫み予防に買い占められてしまったのか?でも、切らすわけには行かない。近所のマツキヨに行ってみたが、メリロートなどのサプリはあるが、カリウムが見当たらない。このままでは体が鈍ってしまう、どうすれば…と悩んだ挙げ句、私の出した答え「浮腫みにくいお酒を飲めば良いのだ!」
ということで、近所のスーパーでウォッカとレモン、天然水スパークリングレモンを購入。
まず、レモンの皮を切れないように少し厚めに上手に剥き、その皮をウォッカの瓶に投入し、レモンウォッカの仕込み。
これがなかなか美味しくて、抜群のレモンサワーが自宅で作れるのだ。
いつも自宅で飲むのはワインですが、サプリを入手するまでの間はアルコールとクエン酸を同時接種しようと決意しました。
6/27(土)晴れ 30℃/26℃ 湿度60%
今日はいつもより早い時間にゆっくりお風呂を堪能しようと思い、いつもより早い昼間の時間に行ってみた。
いつも感じるが、世の中のお風呂(サウナも)事情は、時間帯ごとに主(ボス)が存在する気がする。しかも複数存在するため、派閥を感じてしまう。ゆっくり湯船に使っていると、派閥争いの会話が聞こえてきた。珍しく少し大きめの声で別派閥の悪口を言っている。
どこの世界にもあるんだな…など思いながら、私はタオルで目の上を軽く覆った状態でうっすらその光景を眺めていました。
あれ?みんな同じ表情?似てる?
“口角がフェイスラインに着きそう!”と感じるほど、口角が下がり、左右の目の大きさが違うのです。口角が下がるとフェイスラインも緩んで見えて、引き締まった印象がなくなってしまう。悪口を言う時の表情というものは顔立ちは違うのに、顔つきは似ている。
実は昨日、私もちょっと悔しいことがあり、人の悪口を言ってしまった。
「きっと同じような顔つきだったんだろうな…」と反省。
子供の頃に祖母にも言われていたことを今更思い出す。
*人の悪口は言ってはいけない
*目をきちんと見開き真っ直ぐな眼差しで生活する
これを心に留めて日常を過ごさなければと、大切なことに気付く事ができた、有意義なお風呂時間でした。
6/28(日)雨/曇り 24℃/20℃ 湿度82%
実は、昨日から体が重だるい。
昨日は金曜日の飲みすぎのせいかな?としか思わなかったが、今日まで続くとは思えない。
梅雨入りして約2週間、しかも今日は雨で湿度も最悪。気圧の変動も最近激しく自律神経が乱れがちなのだろう。私は毎日体重を測るのですが、ほとんど変動のない体重がついに今日600g増えてしまっていた。
日常で色々気をつけて入るのだが、もう少し工夫が必要と判断し、今日“どくだみ茶”を購入。
実は私、“どくだみ”という植物に絶対的信頼を持っています。なぜなら、幼い頃から身近に存在する植物で、効果に何度も助けられたことがあるからです。幼少期、よくおしりに大きな“おでき”が出来る子供で、そのたびに祖母がどくだみの葉を摘んで来て、きれいに洗った後アルミホイルで焼き、それを“おでき”の上に貼って治療してくれた。貼って寝ると朝には膿がしっかりと出ていて、直ぐに良くなったものだ。また、便秘に苦しむときもいつもどくだみの葉を煮出して飲ませられていた。ニキビに悩む時期も飲まされ続けたことがある。
私にはとても相性のいい植物なのである。もちろん利尿効果も高いので、重だるい浮腫みにも効果抜群(私には)
ということで、明日からは朝の“白湯”“ユーグレナ”のルーティンに加えて、日中の水分補給をしばらく“どくだみ茶”に変えることにします!
むくみケアラボ 校長
サン・ティトル ビューティーアカデミー校長
サン・ティトル株式会社代表取締役 Chief Beauty Officer ビューティースペシャリスト
一般社団法人日本エステティック協会 正会員
日本コンディショニング協会 コンディショニングインストラクター
猪越理恵のご紹介
トータル25年間エステ業界に携わっており、製品知識・独自のトリートメントメソッドのコーチングキャリアが17年以上ある、美容のスペシャリスト。美容スクールの校長を歴任し、カリキュラム作成から座学・実技双方の教鞭を自らとり、これまで講演・講義を含めて5,000人以上の人材育成に従事。
法人への教育プログラムの提供や美容新規事業のコンサルティング・実務指導、サロン開発支援、マーケティング支援なども積極的に行なっており、支援した法人・美容事業の業績向上はもとより、指導者・コンサルトとしての信頼も厚い。
テレビ東京系列「なないろ日和!」にて「美容番長」「スキンケアの達人」として出演中(不定期)。歯に衣着せぬ率直な美容アドバイスが視聴者や出演者の方々に好評。
むくみケアラボについて
むくみケアラボとは、人間がだれしももつ身体のメカニズムである「浮腫み・むくみ」について、美容指導歴17年の美容プロフェッショナル猪越とともに研究し、その予防や対策・ケアを美容生理的見地から学ぶメディアです。
これまでの猪越の知見を是非ご覧頂き、あしたの貴方のむくみケアと美容にお役立てください。